WSET LEVEL3 英語受験(中編) オンライン講座を選ぶ

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WSET LEVEL 3は大体、ソムリエ試験と同じぐらいの難易度と言われております。が、これはあくまでも日本語で受験したパターンでの話。

でも、ソムリエ試験の難易度が英語になったら・・・ソムリエ試験やった事ある人ならわかると思いますが、ちょっときつそうですよね?

今回、合格できたので、合格するまでの道のりを記事しています。

ちなみに前編はWSETってそもそも何?って事を解説しています。

試験受けるまでの葛藤

そもそも僕の仕事はワインを売る事なのでワインを勉強するのは日常的な事ではあります。それもでそこにほとんど英語はいらなし、別に英語で発信しなくちゃいけない時もありません。

でももっと自分がワインの道でプロになりたいと思ったら、世界に出て行かなくちゃいけないし、英語で情報を取れる必要もある事に、どっかでは気付いてました。

だって、日本語で得られる情報って少ないし、フラットな視点の情報なんてほとんどないんだもん。大体、インポーターのセールス目線、雑誌だとスポンサー様のセールス目線での情報しかお目にかかれないのが、日本のワイン情報です。

そこで世界から情報を得たいわけですが、それには英語が必要だしね。

なんて思ってるうちに、WSETの試験ってそーいや英語受験あるんだよな?ぐらいから調べ始めたのが2018年頃ですかね。

ソムリエ試験は2015年に合格してるので、そろそろ次のステップも考えていたのですが、シニアソムリエとかもう試験の方向性がどこ行きたいんだかわかんない、落とす為の試験になってしまっているので、その為の勉強に意味も感じない。ってのもあって、そっち取得する気はまるでなし。

そこで英語で情報欲しい欲にもちょうど合うのでWSETの受験を漠然と考え始めました。

でも英語も出来るっちゃ出来るけど、まさに日常会話程度で、文法とかスッカラカンにわからんのですよ。僕の英語力はちょっと極端に日常会話によってるんですね。

オーストラリアにいた時にちゃんと現地に溶け込んだ生活しちゃったせいで、学校の勉強じゃなくて口語から学んだので、適当なんです。しかも子供が周りに多かったから、余計に適当なんだと思われる。

会話は成立させられるけど、記述とかちゃんと書けないレベルでした。

でもやるからにはやらんとね!っと思って試験日程とか試験受ける為の情報なんかを集め始める。

通うか?オンラインか?

調べてみると、WSETは試験受ける前に講義を履修りなくちゃいけない事が発覚します。(いや知らなかったのよ。「試験勉強すりゃいけんだろ!」って思ってた)

そしてその講義が通いだと18万円弱で、オンラインだと10万円弱だと言う事がわかりました。

わたくし・・・小遣い制なんですよねぇ。月の小遣いで18万円は無理でしょうよ。いや、10万もきちぃよ?なんて思って、しばらく途方にくれました。

が、そこは奥さんに半分援助してくれ!って泣きついて何とか10万円をやりくりする事にしたので、選べるのは必然的にオンライン1択だったわけですwww

オンラインで英語の講義を受ける!

オンラインだから「ぼっち」な事も想像すると、そりゃー恐怖でございました。が、それしかWSET LEVEL 3を受験する手段がございません!ので腹を括って、いや括る前にキャプランの説明会に行ってみました。

オンラインで1発合格できるもんか?って質問したら「1発合格は少ないです」って言う回答も得られて、とっても満足な説明会になり「うえぇぇーん。ぼっちでやるしかないのね。」

っと弱気に腹をくくる事にして、善は急げでその時申し込めたのが2019年6月ぐらいから始まるオンライン講座でしたので、それに申し込んでやりました。

やがて教科書が届くわけですが、届いた教科書が全部英語で書かれていて・・・さらに恐ろしい気持ちになっていくわけです。

英語で専門書1冊読むの?この俺が??

みたいな気持ちになった記憶がございます。

WSET LEVEL 2すらよくわからん

しかし、周りに受験した人もいないので色々ググるけど、結局日本語で見つかる情報は非常に少ない!LEVEL 2の試験すらどんなもんだかさっぱりわからんし、試験自体がどんな物なのかも正直わかってません。

実はこれ、試験本番までほぼ想像の世界でしかないままだったんですけどね。

そこで、試験情報もよくわからんまま、完全には理解できない英語の教科書だけで挑むのは無謀ではないか?と言う思いに駆られて、英語の教科書だけじゃ無理そうなのでキャプラン行って、日本語の教科書も買う事にしました。

これまた万超える出費で・・・もう第3のビールしか飲めないぜ。

それでも買ってみてやっぱりだけど、誤訳して勘違いして所が散見してて、危なくおかしな解答をする所だったぜ!

不安を抱えながらもWSET LVELE 3オンライン講座は2019年の6月にスタートするのでした!!

オンラインスクールの概要

オンラインスクールの概要は

まず「第○○期生」用の専用ポータルサイトにアクセス出来るようになります。世界中の同期達が同じポータルを共有する「教室」みたないサイトが出来るわけです。

ここでは同期達のプロフィールや国籍なんかも確認できます。ほんと世界中色々といらっしゃった。

それぞれ自己紹介が出来る掲示板なんかも用意されて入れて、交流しようと思えばここで友達を作る事も決して不可能ではない感じの作りだけど・・・交流してるようなそぶりは誰も見せなかった(笑)

一応自己紹介的な事はみんな書いてたけどね。

そして始まりの日が設定されていて、そこから1週間に1単元進カリキュラムが8週分あるわけです。

1カリキュラム毎に課せられる課題は、教科書をゴリゴリ読み進めれば埋められるような問題で、成否が判定される物。これで規定の合格率に達すればOK的なマークシートとさして変わらん方式の部分と、もう1つは本当に論文を書く単元がある事もありました。

この論文、当然英語で書かなきゃいけないんですが、大変なのは世界中の生徒からも丸見えなんです!!

自分の書いた、あってるかもわからん英語が世界中の生徒にさらされて、その上先生の評価も追記されてくるんですよ。

正直言って自分の英語力もそうだけど、海外の、特に英語ネイティブ勢の書く論文の内容には度肝を抜かれました!

「これ?レベル3受けてる生徒なの?凄くないか!!」

って言う半端ねぇ論文を書く人から

「おいおい、大丈夫かよ。超基礎だぜ」

って所がわかってない人とかいて、自信を失うやら、自信が付くやら。

日本人はやっぱりこう言う論文慣れてないのが、他の生徒を見てても思いましたね。文化の違いと言うか教育の違いと言うか。

日本人は正解してなさそうな事は書かないんですよね。でも海外の人って間違えてても堂々と書いてくるのは勉強になりました。オーストラリアにいた時もその文化の差は感じてたけど、間違ってても結構伝わるもんですからね。

その部分では結構吹っ切れられて、無茶苦茶な英語のまま英語スキルを文法面から上げる努力に関しては放棄する事にしましたwww

後、毎週2種類はワインを飲んで、そのテイスティングコメントも書かなきゃいけないんですよ!

これまた勉強になって、先生が結構的確に「その答えはなんで出したの?」とか突っ込んでくれるんです

「なるほど。もっとロジカルに味わいから解答を決めなきゃいけないのね」

なんて事がわかってきます。

カリキュラムよく出来てるんですよ!!

振り返ってみれば物凄くあっという間の8週間でなかなかに楽しかった。結構根詰めないと追いつかない量もあるので、食らいつくのに必死だった。

しかし、こっから試験までがまた2か月近く空くんだよねぇ。

次回、その開いちゃった期間の試験について書きていきます!!

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