ニュージーランドワインの特徴をわかりやすく解説

ここではニュージーランドのワインに付いて解説しています。

主な情報としては

・産地の概要
・主要品種
・有名地域の解説
・オススメ生産者
・最新の情報

などを解説していきます。
ワイン産地の情報はなかなか、日本語では手に入らない物も多いので、大いに活用してください。

ニュージーランドの概要

最初に上のニュージーランドの地図を見てみましょうか。

見ての通り、南北に長い、島国で、北島(North Island)と南島(South Island)に分かれています。

大体、緯度で言うと南半球なので「南緯」になるのですが「北側が34度」~「南側が46度」までの縦長な構成です。
(ちなみに1度でおよそ約111kmなので南北に 1332kmぐらい)
ワインベルトが30-50度の範囲なので、ほぼド真ん中にすっぽり入っています。

北半球で言うとスペイン南端から、ブルゴーニュぐらいまでの長さと言う事になるでしょうか?地図で色が変わっているので、わかりやすいですが南北にまたがってずーっとワイン産地があります。

北半球の住む我々はには、馴染みづらいですが

北が暑くて 南が寒い

のは注意していきましょう!
「いやぁ、今日は南風強くて寒いねぇ」なんて会話をするんでしょうね。

栽培地の土壌や気象条件

ニュージーランドの気候条件で、一番重要なのは、海洋性気候(Maritime Climate)の特徴でもある

雨が多い

と言う事です。
これは同じ島国で暮らす我々日本人には想像しやすい事ですね。周りが海に囲まれているので、雨がよく降ります。ちなみに雨の量としては北島の「産地」方が多い傾向にあります。

でも、「産地」を別枠に囲っているのは、南島の産地になっていない所が本当は最も雨量が多い所だからです!上の地図を見るとわかると思いますが、南島では、ワイン産地が東側に集中しています。

西側と東側の間に山脈があり、そこで雨を食い止めているので東側には雨があまり降らない(それでもワイン生産地としては少なくない)からこそ、東側に産地が集中しています。雨はワインの生産において一番の敵です!収穫期の雨は葡萄を水膨れさせるし、収穫前はカビ病の原因です。

雨の多い産地なので、キャノピーマネジメントと言う、要するに、葡萄の樹の仕立てとか、葉っぱの刈り方等はニュージーランドの生産者は、他国よりもかなり技術があるワイナリーが多いですよ。

雨が多い特徴があるところで、一つ助かるのは土に関しては比較的、水捌けがいい土壌が多いのも特徴です。

他には全体の特徴として一番北の産地では温和を通り越し、やや温暖(Little-Warm Climate)で南の産地では冷涼(Cool Climate)と、気候帯もバラエティに富むのが南北に長い国らしい特徴です。

緯度の関係もあり、雨が多い地域でありながら、生育期の日照時間が長く、海風が入ってくるので夜は涼しくなる。なんて特徴もあります。

経度の関係で日照時間が長い!

は、言葉でただ「日照時間が長い」と書かれている時に日本人が結構見落としがちな点です。

ヨーロッパにに旅行したことある方は、ご存じと思いますが、6月なんて22時ぐらいまで明るいんですよね。朝日が出るのも早い。日本で暮らしているよりも最大で前後2時間、つまり1日で4時間ぐらい日が出てる長さが違います!!冬は逆でめっちゃ太陽が出る時間が短い。

ワインの生育期は夏なので、葡萄にとってとてもいい作用をしてくれます。

代表的なブドウ品種

白ワイン

・ソーヴィニヨン・ブラン

何といってもソーヴィニヨン・ブランが一番有名です。

本場はフランス・ロワール地方の品種ですが、もはや本家を追い抜いた!とまで言われるほどそして、ニュージーランドワインを世界に知らしめたのは間違いなくこの品種です!現在でも生産量の大半を占めるのがこの品種

ニュージーランド = ソーヴィニヨン・ブラン

がワールドスタンダードな認識でした。
(過去形なのは近年は他も評価されているので)

特徴としては西洋スグリ(青っぽいベリー)とパッションフルーツ、
そして酸度
が高い事があげられます。

このステレオタイプな味わいが、「ニュージー・ソーヴィニヨン」を代表する香りと味わいでしたが、実はソーヴィニヨン・ブランは香りの特徴が科学的に解明されている数少ない品種です。

特徴的なパッションフルーツの香りは
3-メルカプトヘキサノール
と言う舌を噛みそうな名前のチオール系化合物由来です。やたら詳しい解説なので、頭痛くなる解説も挟みますと

3-メルカプトヘキサノール

メトキシピラジンと言う、物質が発酵の過程で酵母によって作り替えられて、発生する香り。

そこまでまでわかっているので、メトキシピラジンが多い状態で収穫してメトキシピラジンを、3-メルカプトヘキサノールに作り替えやすい酵母をわざと使用して、特徴的な香りを作り出す事が出来る。

ちなみにメトキシピラジンは未熟な果実に多いので、葡萄が完熟する前に早摘みする手法がよく使われます。

こうやって狙ってステレオタイプな味を作っている時代がありました。
(いや、今も大量生産物には多いです。)

難しいのはこれが果たしてテロワールなのかどうか?を考える所ですが、現在のところはテロワールって事で考えていていいのではないでしょうか。

将来的には「いやいや、あれは人工的に・・・」ってなるんだろうなぁ。とは個人的には思っていますがね。

・シャルドネ

近年、かなり高品質はシャルドネを生み出すことでも知られています。

他の記事でも口が酸っぱくなるほど、言うと思いますがシャルドネの特徴は、個性が無い事です。ただ、個性が無いけど、どこでも育ちます!暑い地位では暑い地域の味わい、寒い地域では冷涼な味わい。と変幻自在なのが特徴です。

ニュージーランドでもその特徴通り北島の暖かい所では、暖かい味わい(パッションフルーツとか)南島の涼しい所では割とすっきりした味わいを作りますが、これまたほかの地域同様、樽熟成も多いのでバニラ系の味わいが付いてる事も多いです。

樽の比率は世界的なワインのエレガント化の流れもありだんだんと使用比率が減っていたり、昔みたいにハードに樽を焼いたりしないので、綺麗に馴染んでいたりします。

正直言って、ソムリエでも試飲して、これはニュージーランドだ!って言うのは至難の業です。

ミクロクリマ的に涼しい場所などでブルゴーニュ的な味わいのシャルドネで、滅茶苦茶評価の高い物を作ってきてなにこれ?「ブルゴーニュのグラン・クリュ?」、と思わせる味わいが5000円ぐらいで変えたりするので、驚異的な産地になりつつあります。正直言ってかなりオススメ出来ます。

・リースリング
・ゲウェルツトラミネール
・ピノ・グリ

近年はライトな味わいで、香りがいいアロマティック系の品種が人気でこの辺りの、いわゆるアルザス品種(いやドイツだろっ!って声聞こえそう)も栽培が増えてきているそうです。

が、まだまだ日本で見かける程でないのかなぁ。と言う印象です。

日本では相変わらず、赤も白も重たいのが人気なのとハッキリした「辛口」が人気ですが、世界的には少し甘みのあるアロマティックな品種が確実に伸びてきているので、その辺りの人気ともマッチして、今後注目されてくる品種です。

赤ワイン

・ピノ・ノワール

ニュージーランドで最も代表的な、赤ブドウと言えばピノ・ノワールで間違いありません。栽培面積としてもソーヴィニヨン・ブランに次いで2位です。

ピノ・ノワールの世界最高の産地は、文句なくブルゴーニュです。が、あまりに値上がりが激しすぎるので、代替え産地は、常にワインの世界で話題になりますその中でも現在の立ち位置としては最有力候補と言われるのがニュージーランドのピノではないでしょうか?

実際には明らかにブルゴーニュより果実感が強く、」温暖化の影響もあるとは、思います。実際MW(マスターオブワン)の中にも、「少し暖かすぎる」なんて意見が多く聞かれるのも事実です。

ただ、ブルゴーニュ自体も温暖化の影響で以前に比べると、ずいぶん暖かい味わいになっているので実は何とも言えない面はあります。

・カベルネ・ソーヴィニヨン
・メルロー
・シラー

この辺りのフランス系品種も多少栽培されています。この辺りの品種は気温も必要なため、ほぼ栽培が北島に集中しています。

おそらく抜きに出るのは、この中ではシラーです。シラーは現在世界的にも人気が高まっている品種です。日本でワインを学んでいる方は

シラー = 濃厚でタンニンが強くて果実感たっぷり。スパイシー

と言う風に学習する事が多いと思いますが、一昔前と違って、濃厚なシラーと言うのは
現在あまり作られていません。

シラーはそこそこ冷涼地でこそ真価を発揮する品種です。教科書に出てきそうな昔の味ワインつまり「濃厚でタンニンが強くて果実味たっぷり」な味わいのシラーを飲んでみて、スパイス感実はほぼ感じません。

ですが、冷涼地で作られた、エレガントスタイルのシラーは驚くほど黒コショウの様なスパイス感が鮮明です!そういった気象条件と合致するのが、ニュージーランドです。

今後、ピノ・ノワール作るにはちょっと暑い。となると、必然的にシラーに人気が集中するのでは?と言うのが自然な流れかと思います。

覚えておくべき地域

オススメ生産者はこちら

ニュージーランドの代表的な産地を解説します。
北島と南島を特に分けて書きません!覚えるべき順に書いていきます。産地の横に北島は赤 南島は青で注釈を入れておきます。

マールボロ(Marlborough) 南島

ニュージーランドを最も代表する産地は南島の最北東にあるマールボロなのは間違いありません。タバコの銘柄みたいな名前なので、名前に関しては覚えやすい産地ですね。

主に地図上で囲われている
ワイラウ・ヴァレー(Wairau Valley)と、ワイラウの山超えて南側の渓谷からなる地域アワテレ・ヴァレー(Awatere Valley)からなる地域です。

余談ですがgoogleMAPの素晴らしい所はここですね。
よくワインの話を突き詰めると、地形の話になります。
googleMAPで産地を見ると、こんな風によくわかります。

ソーヴィニヨン・ブランの聖地

と言っても過言ではない場所でしょう。生産されている品種の大半はソーヴィニヨン・ブランです。いわゆる「ニュージーランド ソーヴィニヨン・ブラン」が飲んでみたい場合はまず最初に飲むべき産地でもあります。

最も有名な生産者は「クラウディ・ベイ」(CLOUDY BAY)でしょうね。値段もやたら高くはないので、もしこの産地を勉強したければ理解するためにも1度は飲んだ方がいいと思います。個人的にはインヴィーヴォ(INVIVO)も安くて、美味しくてオススメです。

マーティンボロ(Martinborough) 北島

マールボロと似た名前で、正直覚えづらい場所です。僕はしばらくの間、ちゃんと覚えられませんでした!有名なのはマールボロなので先にそっちを覚えるために「タバコは南側」ぐらいの覚え方をすると、たぶん覚えられます。

で、肝心のマーティンボロですが、ちょっと面倒くさいのが、ワインの地図にはちゃんと登場しない事なんですよね。

実際の所在地は最初の地図で言うと北島の南端ぐらいにあるWellingtonの右上ぐらいの赤い場所です。大きな産地名で言うとワイララパ(Wairarapa)の中にあります。

要するに「Wairarapa」の中にある「Martinborough」です。ブルゴーニュの中のジュヴレ・シャンベルタンみたいなイメージで最初は全然大丈夫だと思います。

主要な品種は完全にピノ・ノワールでニュージーランドの主要なピノ生産者は大体ここにいます。夏は割と高温になる事もあるのですが日較差が大きいので、ピノ・ノワールの栽培に適しています。

実際に飲んでみると、結構果実感が強くブルゴーニュの物との違いは鮮明です。今後の温暖化も考えると、ブルゴーニュの代替え産地はここではないだろうな。と言う事はわかると思いますが、これはこれで本当に旨い!物もあるので色々じっくり飲んでみるのもいいと思います。

最高の生産者とされるのは「アタ・ランギ」(Ata Rangi)でしょう。

そして次いで!と言っていい位置に我らが日本が誇る世界的にも名声をえている生産者「クスダ・ワイン」(Kusuda Wine)もここにあります。

クスダワインはピノ・ノワールがめちゃくちゃ有名です。生産本数と日本に入る本数が少ないので、手に入れる事自体が、結構難しいです。ピノで有名ですが、隠れた名作はシラーだと思います。めちゃくちゃエレガントでシラーの常識を覆してくれます。

オークランド(Auckland) 北島

3番手がここか?と言うのは多少議論の余地があるかもしれませんがいま最も注目されている産地、と言うか生産者がいるのがここです。

北島でもかなり北の方、大きい半島の入り口ぐらい位置している産地で、ニュージーランドのワイン産業が始まった場所でもあります。雨が多くて湿気も多い、一見ワイン栽培には向いてなさそうな、文言が並ぶ産地です。

品種的にはシャルドネ、メルロー、シラー辺りが色々と栽培されているごちゃまぜ地域です。

この地域が最近なぜ注目されているのかは「クメウ・リヴァー」(Kumeu River)
と言う生産者のシャルドネが世界的にもめちゃくちゃ評価をされいているからです。

後程オススメ生産者の項目で、詳しくご紹介しますが6000円でブルゴーニュのグランクリュが飲めます!

セントラルオタゴ(Central Otago) 南島

南島でも南の方にある産地です。南島の南と言う自点で、涼しいであろう事は、なんとなく想像がつく範囲です。そしてニュージーランドの産地なのに珍しい大陸性気候(Continental climate)です。

大陸性気候は海洋性に比べてはるかに雨量が少なく一日の中での気温差(日較差)も大きくなります。ただ、日差しを遮る物もないので、日照量がちょっと過剰気味な所がある産地でもあります。

フランスで言うと、アルザスみたいな条件です。
(あそこまで雨量が少ないわけではないが)
ピノ・ノワールが主要な品種でアルザス系品の白ワイン品種も少しある。

何が注目かと言うと、圧倒的にピノ・ノワールです。涼しい気候がキーポイントとなる品種なので、今後の産地のポテンシャルはマーティンボロを超えるでしょう。その辺り花の効くLVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)がしっかりと進出しています。

著名な生産者は
フェルトン・ロード」(Felton Road)
リッポン」(Rippon)
などの生産者がいるでしょうか。

小さな生産者の有名どころはいるけど余り大手がいないイメージで、ワインショップでも通販以外ではそんなに見かけないのが残念です。

飲むべきオススメな生産者

最後に、上の産地でもちらっと紹介をしていました
オススメの生産者を紹介します。

クラウディ・ベイ (CLOUDY BAY)

ニュージーランドで最も有名な生産者でしょう!

南島のソーヴィニヨン・ブランの聖地にあり、ニュージーランドの頂点に君臨するワイナリーです。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランってどんな味?と言う方は最初にとりあえず飲むといいと思います。

ここをベンチマークにして、ソーヴィニヨン・ブランを覚えましょう!ちなみに北が泡のワイラウ・ヴァレー側にある生産者です。お値段は大体3000円前後なので、大して高くはないのもいい。

インヴィーヴォ(INVIVO)

こちらは個人的にオススメな生産者です。

ニュージーランド・ワインプロデューサー・オブザイヤーにも輝いたことがある、これまたマールボロを代表する生産者です。クラウディ・ベイと比べるとより酸味が際立っていて、夏場なんか最高に旨いです!

比較的涼しい、南側のアワテレ・ヴァレー側にあるので、クラウディ・ベイとの飲み比べの意味でも、この地域を知る為に、オススメ出来ます。

MANAと言う安いキュヴェりょり、数百円しか違わないので飲んでみるなら上のキュヴェがお勧めです。上と言っても2000円ぐらいですし。

アタ ランギ(Ata Rangi)

「ニュージーランド」のピノノワールで一番有名なのは?と言う問いの答えはこちらです。

ニュージーランドで最も有名なクラウディ・ベイすらも「最も好きなピノノワールはアタ・ランギ」と答えるぐらいに有名で、マオリ族の言葉で「夜明け空」を意味する通り
マーティンボロの夜明けを演出したワイナリーとして有名です。

しっかりとした果実感と、スパイス感など混然一体となった味わいで、とても高級感がある通り、ちょっと高級です。

1度は飲んでみるべきワインの1つです。個人的にはブルゴーニュの物よりも、少し甘いな。と言う印象は持ちますが、同じ価格のブルゴーニュがたまに外れる事を考えると、間違わないのでありです!!

クスダ ワイン(Kusuda Wine)

マーティンボロで我らが日本人が大活躍しているのがこちらのクスダワインです。

ピノ・ノワールは世界最高峰と比肩すると言われる程です。その証拠に、いま世界で最も輝いているワインジャーナリスト「ジャンシス・ロビンソン女史」がクスダのファンを公言していおり日本だけでなくちゃんと世界市場で売れている数少ない日本人生産者です(数少ないというか唯一?)

ただ生産本数と輸入量共に少ないので最も人気の高いピノ・ノワールはほぼ幻の1本です。

実際にはブルゴーニュより少しアルコールも高めだなと感じる部分と、黒果実系が強めです。が、1万円そこそこのピノ・ノワールとしては何も申し分がない、夢見心地は味わえます!

隠れた銘品のシラーが結構驚くほどおいしいです!

クメウ リヴァー(Kumeu River)

おそらく現在、ニュージーランドで最も熱い生産者です。

もはやブルゴーニュのグランクリュと完全に比肩していると言われているシャルドネを作る生産者として有名です。実際にブラインドテースティングでの審査で

『コシュ・デュリ』 ムルソー・レ・ルージョ [2009]
『ルフレーヴ』 シュヴァリエ・モンラッシェ [2014]
『フォンテーヌ・ガニャール』 ル・モンラッシェ [2012]
『アルノー・アント』 クロ・デ・ザンブル [2014]
『アルノー・アント』 ムルソー [2014]
『ベルナール・モロー』 バタール・モンラッシェ [2013]


等々、これ以外にも有名どこが世界から参戦した中、2014年の「マテズ・ヴィンヤード」が参戦して、なんとルフレーヴ、アルノーアントに次ぐ3位に入ってしまいました!

余裕で5万を超えるルフレーヴのグランクリュと比肩するワインがたった5000円ぐらいで変えるので、シャルドネ好きはとりあえず飲んだ方がいい!そう言う立ち位置にいるし、世界はここまで来ている!とブルゴーニュには反省してもらいたいぐらいです。

フェルトン・ロード(Felton Road)

セントラル・オタゴを代表する生産者で現在の所有者はLVMH社です。

途中でLVMHに売却したみたいですが、醸造はいまだにフェルトン・ロードがしているようで、今後、贅沢に資金も使えるでしょうから、ますますワインに洗練された雰囲気が出ると思います。

ビオ・ディナミ生産ですが、別に臭くないです。

セントラル・オタゴはマーティンボロより冷涼感ある作りが可能なので、これから先の未来を見る点でも1度飲んでおきたい生産者です。

リッポン(Rippon)

セントラルオタゴの山奥にあるらしく、なんとフィロキセラがいまだ存在していない自根で葡萄が植わっている貴重な場所にあります。

ロマネ・コンティなどで研修した本格派で、涼しい気候をしっかりと繁栄した「エレガント」なピノ・ノワールが評価されています。

ビオ・ディナミ農法で栽培を行う生産者ですが、作りがやたらナチュラルメイキングではないのでクリーン・ナチュラルな味わい。その辺りはロマネコンティ仕込みでしょうか?

ピノ・ノワールが一番有名ですが、リースリング美味しかった記憶があります!

いずれにせよ、涼しい気候を反映する、世界で流行のCool Climateなワインを作れる場所にあるこちらはこれからもっと人気が出てくるでしょう!

まとめ

ニュージーランドは今までは、安価で美味しいソーヴィニヨン・ブランを供給する産地でしたが、ピノ・ノワールを始め、その他の高級品種たちもぐいぐい伸びてきている産地です。

島国ゆえの雨と湿気問題はありますが、それでも日本に比べれれば、だいぶ冷涼な気候でもありますから、今後の産地開拓余地も沢山あります。

冷涼ブームの中ではきらりと光る産地になるのは、間違いありません!